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ママ振りとは?ママ振りについて知っておきたいこと

ママ振りとは?ママ振りについて知っておきたいこと

成人が近づいてくると、振袖のレンタルや購入を検討したり、ママ振りを考えてみたりと色々な選択肢があります。その中でも、手元にあるママ振りを着る時には、着物がすべて揃っているからと安心せずに、早めに確認をしたり準備しておく必要があります。成人式でママ振りを着て楽しむために、事前にしておきたいことをご紹介します。

ママ振り・ママ振袖とは

ママ振り・ママ振袖とは、言葉の通りお母様世代が成人式で着用された振袖のことをいいます。成人式に向けて振袖のレンタルや購入を検討されている方も多いと思います、ただせっかくご自宅にお母様の購入された振袖があるのに、着用しないのはもったいない!
いくつかの準備をして、素敵にママ振袖を着こなして、素敵な成人式を迎えましょう!

振袖の状態をチェック

ママ振りの着用を考えた時は、振袖の現在の状態をチェックしましょう。お母様には覚えのないシワやシミがあったり、そして自宅で保管する際に、防虫剤を使用している時は匂いがついてしまっていることもあります。クリーニングに出したり、陰干しして匂いを取ったりとメンテナンスしておく必要があります。

陰干しをする際には、暗所で風通しのいい場所に着物用のハンガーにかけておくと匂いが取れやすいのでおすすめです。蛍光灯や日光のある場所にかけると、着物が日焼けしてしましますので気をつけましょう。

サイズ感は大丈夫?

最近は、スラリと身長の高いお嬢様も多くいらっしゃします。振袖はある程度(5㎝前後)の身長の違いでしたら、着用できることが多いです。
着物に袖を通してみてサイズが小さいと感じた場合、専門の方に確認していただいて、着物丈や裄丈のお直しをする必要があります。その時は、お直しが可能な範囲なのか、どれくらい費用や期間がかかるかによって、前撮りを考えている方は余裕を持って時期を検討したり、成人式当日までに間に合うのか確認する必要があります。

事前の準備は早めに

事前に振袖のチェックができている方は、次に小物が全部揃っているか確認することも大切です。すべての小物が揃っていても、少し今風にコーディネートしようと思うと、新しく購入したり、レンタルしたりと合わせてみる必要が出てきます。
そして、前回使用してから長い期間が過ぎている小物については見た目大丈夫と思っても、実際に使用するのが難しい小物もあります。

必要な小物は揃っていますか?

着付には想像以上に必要な小物が多くあります、振袖の準備リストを確認しながらチェックしていきましょう。
その中で、年月による傷みなどが心配な小物がいくつかあり、使用が難しい小物がある時は、揃える必要があります。

よく皆さんにお伝えしている小物が、草履です。サイズが合わず履くのが難しい場合もありますし、使用していなかった草履は、鼻緒(はなお)が傷んでしまっていたり、歩いている内に裏がはがれてしまう可能性があります。状態によってはレンタルや購入を早めに検討しましょう。

そして、お顔に近い部分にくる半襟(はんえり)についても早めにみていただく必要があります。半襟は長襦袢(ながじゅばん)につけて使用する小物で、皮脂やお化粧から長襦袢が汚れるのを防ぐために長襦袢に縫い付けて使います。
1度使用すると、外してクリーニングに出すことが多いため、長襦袢につけていない状態で保管することもあります。その為、どこにしまったのか見つからないというお話もよく聞きます。半襟がついていないと、衿芯を入れることができずきれいに着付することができません。長襦袢を確認するときに、半襟がついているかも確認しておきましょう。
お顔の1番近い場所にくる半襟は、印象を変えることのできる小物でもあります。
以前と違って色や刺繍、柄が華やかなものが多く振袖に合わせて新しく購入を検討してみてもいいかもしれません。

ヘアメイクや着付はどうする?

そして、ママ振りを着用する場合前撮りや、成人式当日のヘアメイクや着付についても予約する必要があります。
ママ振りをクリーニングに出したり、小物を購入・レンタルする場合にお願いした呉服店やレンタル店でヘアメイク、着付をお願いできることもありますし、記念写真を撮ろうと考えた時に予約する写真スタジオで、お支度をしてくれるお店も。または、いつも行っている美容師さんにお願いしたいと考える方もいると思います。

いずれにしても、希望する時間帯が集中してしまうことも多いため、予約をとる場合は出来るだけ早めにご予約確認することがおすすめです!予約枠が空いていない場合、かなり早い時間からのお支度になってしまったなんてことも。

まとめ

振袖はきちんと保管しておけば、母から娘へ、娘から孫へと代々受け継いでいくことができます。そして、最近の振袖とはデザインや柄が異なるものも多く、お友達と似た色や柄の振袖を避けたい、個性的な振袖を着たいという時もぜひ、お手元にある振袖をしっかり準備して、美しい着物姿で成人式を楽しみましょう!

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